鍼について
当院で使用する鍼は、毎回新しい鍼を一本一本パックから出して使用する、使い捨てのディスポーザブル鍼です。この鍼は、エチレンオキサイドガスで滅菌されていますので感染症等の心配も無く安心して治療が受けられます。
鍼と聞くと、注射や縫い針を想像する方が多いでしょう。だから、「痛い」ものだと思ってしまいます。当院で使用する鍼は、太さが0.16ミリと髪の毛程です。とても細い鍼ですから、痛みを感じる事はありません。もし、痛みを感じたとしても蚊に刺された程度です。
お灸について
お灸のイメージは、「熱い!」でしょう。お年寄りが、背中にお灸をのせてモクモクと煙がたち、熱いのをあぶら汗を流しながら我慢している様な場面ではないですか?当院のお灸は、もぐさをゴマ粒大にして燃やします。とても小さなお灸ですから、熱くもなく醜い痕をつける事もありません。患者様からは、「気持ち良い」という声を聞きます。
「灸をすえる」と聞くと、何だか罰の様に思ってしまいます。悪い事をしたから、その罰で灸をすえるみたいに・・・・。灸をすえるとは、悪い事を戒めて良くする事です。本来、良い意味なのです。だから、病気の悪い所に灸をすえて健康(良く)にする事なのです。またお灸は、免疫力をあげてくれます。その昔、子供に灸をすえたのも、子供が可愛くその子の健康の為にしていたのです。
当院の治療は、「痛い」、「熱い」等を我慢して受けるものではありません。患者様が心地良く、気持ち良く感じながら治療を受けて頂きます。もし、治療中に苦痛に感じる事があれば、遠慮なくおっしゃって下さい。その都度対応して行きます。治療中の我慢や苦痛は、治療の妨げになると考えています。皆様が、気持ち良くリラックスして治療を受けられる治療室でありたいと思っています。
治療後、一時的に疲れを感じたり、だるくなったり等の症状が出る事があります。これを漢方で瞑眩といい、お身体が健康に向かうのに必要な効果の現れであるとされていますからご心配はありません。
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